探検したり建築したり、戦闘に巻き込まれたり村人と交易したり・・・
マイクラは自由気ままに一人で遊ぶのもいいけれど、私、最近は、離れて暮らす3歳の孫との週末マルチプレイを楽しんでます。
もともとは彼のママと始めたマルチプレイでしたが、今は専ら孫がパートナー。
そうしていつの間にか、一つのワールドの中では3世代マイクラが展開しています。
マイクラをするなら、こんな愉快なマルチプレイもやっぱり外せませんよね。
今回は、マインクラフトのマルチプレイについて簡単にまとめた後、Java版・統合版のそれぞれで、私たちも実際に採用したおすすめの始め方を紹介したいと思います。
マルチプレイで遊ぶための準備
・エディション(Java版/統合版)をそろえる
マイクラには二つのエディションがあります。
Java版・・・マイクラのオリジナルエディション。PCでのみ遊べる。シェーダーなどの「MOD」をいれることができる。
統合版・・・PCのほか、PS4/5、Switch、スマホなど様々な機種で遊べる。異なる機種同士でのマルチプレイ(クロスプレイ)もできる。
必ずプレイヤー同士でエディションをそろえましょう。
PC同士でも、エディションが異なるとマルチプレイで遊ぶことはできません!
・バージョンをそろえる
マイクラは頻繁にアップデートされるゲームです。
マルチプレイでは、プレイヤー同士のバージョンもそろっていなくてはなりません。
統合版は、ネットにつながっていれば常に自動的に最新バージョンにアップデートされているので、何もする必要はありません。
Java版は、自由にバージョンを変更できるので、マルチプレイをするプレイヤー同士は同じバージョンを指定しておく必要があります。
《Java版でバージョンを変更する方法》
1.マインクラフトランチャーを起動する
2.上部の「起動構成」をクリックする
3.変更したい起動構成にカーソルをあてて、右の「…」をクリックし、「編集」を選択する
4.「バージョン」をクリックして、指定したいバージョンを選択する
(例えば、「release 1.18.2」を指定してみましょう。名前も任意で変えられます。)
5.右下の「保存」をクリックする
6.最後に、起動構成画面で、バージョンを変更した起動構成にカーソルをあてて、「プレイ」をクリックする。ゲームのスタート画面左下の表示が指定したバージョンになっていたら成功!
マルチプレイの3つの方法
①ローカル接続
インターネットを通さずに、プレイヤー同士が同じWi-FiやLAN、ゲーム機の通信機能を利用する方法。
コストがかからず手軽に始められますが、プレイヤーは一か所に集まる必要があります。
②オンライン接続
インターネットを経由して、ホストのワールドに接続する方法。
ローカル接続と違って、どこにいてもマルチプレイに参加できます。
Java版では、ホストが自宅PCをサーバー化するために「サーバープログラムのインストール」とか「ポート開放」とか、難しい手順が含まれます。
また、セキュリティリスクも伴いますので要注意です。
サーバーのことなんてよく解らないし、これはハードルが高そうね…
一方、統合版の場合は、「Microsoftアカウント」の作成とフレンド登録で簡単にマルチプレイが始められます。
離れた場所にいても一緒にプレイできるのがオンライン接続の最大のメリットですが、ホストがゲームを起動している時にしか遊べないのがデメリットです。
また、PlayStation4/5、Nintendo Switch、Xboxなどの機種でマルチプレイをするには、それぞれのオンラインサービス(有料)に加入する必要がありますので注意してください。
③レンタルサーバーの利用
レンタルサーバー上にマイクラのワールドを設置し、そこにインターネットを経由して接続する方法。
ホストが参加しているかどうかに関わらず、いつでもどこにいてもプレイできて、バックアップの仕組みも整備されているので、安心して快適に遊べます。
『REALMS』『ConoHa for GAME』『Xserver for Game』などのサービスがこれにあたり、費用はかかりますが、無料試用ができたり契約期間やメモリの大きさなどによってお得な料金プランも用意されていたりしますので、自分に合ったものを検討できそうです。
離れて遊ぶ場合におすすめの始め方
では、私が実際に統合版・Java版で楽しんでいるマルチプレイの始め方を、それぞれ詳しく紹介します。
私の場合は、離れて暮らす孫たちと各々PCを使って遊んでいます。
★オンライン接続による統合版マルチプレイ
Microsoftアカウントでゲームにサインインして、一緒に遊ぶプレイヤーをフレンド登録した後、ホストプレイヤーのワールドにゲストが入って一緒に遊ぶという方法です。
手順1.Microsoftアカウントでサインインする
- ホスト・ゲストともに、タイトル画面でサインインボタンをクリックして、ログイン画面を表示させる
- Microsoftアカウントを持っている場合は、メールアドレスとパスワードを入力してログインする
- Microsoftアカウントを持っていない場合は、「作成」から指示に従ってアカウントを作る
手順2.フレンド登録をする
無事にサインインができるとタイトル画面に自分のゲーマータグが表示されるので、一緒に遊ぶ相手にこのゲーマータグを教える。
- 「プレイ」から「フレンド」のタブを開き、「フレンド追加」を選択する
- 相手のゲーマータグを入力して、「フレンド追加」をクリックすると、フレンド登録は完了!
手順3.ワールドに入る
- まず、ホストプレイヤーがゲームを開始する
- ゲストのプレイヤーは、「フレンド」タブの「参加できるフレンド」にワールドが表示されるので、ダブルクリックでワールドに入ってマルチプレイ開始‼
ホストが遊んでいない時は、ワールドは表示されないので入ることができません
★『ConoHa for GAME』を利用したJava版マルチプレイ
『ConoHa for GAME』のVPS(バーチャル・プライベート・サーバー)を利用してマイクラのマルチサーバーを立ち上げた後、プレイヤーがそれぞれインターネット経由でサーバーへ接続して遊ぶという方法です。
手順1.マイクラのマルチサーバーを立ち上げる
『ConoHa for GAME』のサイトから案内に従って申し込み手続きをする
手順2.サーバーのIPアドレスを確認してフレンドに伝える
- ConoHaの管理画面にログイン⇒左側「サーバー」を選択して、サーバーリスト画面を表示⇒サーバーのネームタグをクリックしてサーバーの詳細画面からIPアドレスを確認
- マルチプレイで一緒に遊ぶフレンドに、このIPアドレスを通知する
手順3.立ち上げたサーバーに接続する
- マイクラJava版のスタート画面から「マルチプレイ」⇒「サーバーを追加」を選択する
- 「サーバーアドレス」の欄に先ほどのIPアドレスを入力して、「完了」をクリックする
- 表示されたサーバーをクリックして、「サーバーに接続」を選択する
一緒に遊ぶフレンドがそれぞれ同じように接続してワールドに入り、プレイを始めます
まとめ
お互いが離れた場所に居ながら、一つのワールドでマルチプレイを楽しむのであれば、やはりオンライン接続は欠かせません。
統合版ではMicrosoftアカウントを利用して、PC同士ならコストをかけずに遊ぶこともできます。
ただし、ゲストプレイヤーはホストがワールドにいる時にしか遊べないという不自由さが問題です。
かく言う私も、ホストである孫からお呼びがかかった時にしかプレイできず、彼と一緒に野山を駆け回るのが関の山で、万年食糧不足・資材不足が否めません。
「せめて裏クラできたら…」と思っても、無理な話です。
その点、マルチサーバーはIPアドレスを共有するフレンドがいつでもどこからでも接続して遊べる自由さが最大の魅力です。
お互い申し合わせて一緒に活動するもよし!
ホストとゲストという区別なく、誰もが裏クラだってやり放題!
久しぶりにワールドに入ってみて、想定外の進化・変化に驚嘆したり青ざめたり(?)・・・
楽しい限りです。
もちろん都合よく快適に遊ぶためには、やはりそれなりにコストはかかります。
料金タイプも吟味してひと月700円程度ならと納得したものの、一括前払いとなると・・・
しかし、ここは”年長者としての心意気の見せどころ!”とばかり、奮発してみせました。
昭和生まれにとっては、見栄や体面さえも楽しく生きるモチベーション⁉ですから(笑)
3世代マイクラが面白味を増してきたこの頃、レンタルサーバーを利用したマルチプレイの始め方は、やはり失敗ではなかったと思えます。
さらに、Java版ではいろいろなMODの導入もできるので、遊びの可能性は今後も広がっていきそうで楽しみです。
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