築25年の我が家の玄関を入って、目に飛び込んでくる正面の壁がひどすぎる、悲しすぎる・・・
でも、わずか5分後
水で絞った雑巾で拭いただけです。
信じられます?
うれしい悲鳴とは、まさにこのこと!
汚れの正体
新築の頃は真っ白できれいだった廊下や室内の壁にも、5年10年経つと、所々にぽつぽつと茶色いシミのような汚れを見つけるようになりまして、
さらに月日の流れとともに、汚れは少しずつ広がっていき・・・
コロナ禍を言い訳に、人を招き入れることもほとんどなかったここ数年、見て見ぬふりをしているうちに、気づけばとんでもない状況になっていました。
年月の経過とともに、浮き出て広がっていったこのシミの正体は、壁紙の糊。
とは言っても、壁紙(クロス)の内側から糊(接着剤)が染み出てくるわけではなく、表面に残った糊が施工時に完全に拭き取れていなかったために、後になって変色したり汚れが付着したりして茶色いシミ汚れになったようです。
もちろん、今回は解決できたからこそその正体を『糊』と結論づけるわけですが、こうした壁紙の茶色い汚れは、手垢や外からの汚れの飛び散り、害虫の糞の跡とかカビ、それらの複合的な汚れなど、さまざまな可能性が考えられます。
落とし方
汚れの正体が糊だとすれば、まずは水拭きでしょう。
横着なずぼら主婦の私が用意したのは、雑巾予備軍としてスタンバイしている古タオルたち…隊長がずぼらだからなかなか出番がない…
このフェイスタオルを半分に切ったもの8枚ほどを、予め水で絞って持ち歩き、気になる壁を片っ端から拭いてみようという作戦!!?…立派な働きに感謝しつつ、隊員は使い捨てです…
シミの形状や広がり方はさまざまで、とにかく家じゅうの壁のいたるところが目を引く悲惨な状態でしたが、どれもこの水拭きだけでほとんど目立たないところまで消すことができました。
実は、これほど簡単に消せるとは期待していなかったので、手こずった場合の次の作戦も考えてはいたのです。
手垢や皮脂などが絡んだ汚れなら、中性洗剤が有効でしょう。
また、カビのようなもっと頑固な汚れだったら、塩素系の漂白剤なども必要かと考えていました。
いずれにしても、手近にある食器用洗剤や台所用漂白剤などを試してみるつもりでした。
まとめ
住宅の壁に年月の経過とともに現れる茶色いシミは、施工時の糊の拭き残りである場合が多いようです。
まずは、水で絞った雑巾で拭いてみましょう。
見た目がかなり酷くても単純な糊の汚れなら、これだけでもかなり落とせます。
もちろん、汚れの原因は糊だけとは限りませんから、水拭きで十分に落ちなければ、中性洗剤を試してみてください。
さらに頑固なシミには、強力な漂白剤も役立つでしょう。(壁紙の色落ち等にも注意が必要ですが)
我が家の場合は・・・
なにせ横着なずぼら主婦ゆえ、壁紙のシミ汚れを長年放置したまま見るに堪えないほどの状況に至っていました。
さすがにこのままにもしておけず、ついに一念発起、重い腰を上げて濡れ雑巾を握ったわけです。
「もう、家も古くなるとしょうがないなぁ!」とため息をつく前に、さっさと拭いてみればよかったと大いに反省しています。
いやはや、案ずるより産むが易しでした。
もちろん、これでこの件が完全に解決したのかどうかはわかりません。
時間が経ったときに、またシミが出るのか出ないのか、同じ水拭きで対処できるのかできないのか。
長い目で、経過観察は必要ですね。
変化があればその時に、また何か考えて調べて試してみようと思います。
とりあえず今はこれで、お正月には帰ってくる子どもたち家族に、見られて恥ずかしいところが一つなくなりました・・・かね。
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