長年、家庭での私の主な居場所はリビングダイニングでした。
職場から持ち帰るちょっとした仕事ならリビングの家族共用PCでできるし、家事をはじめワーキングデスクとしての食卓テーブルは広く使えてそれなりに便利です。
好きなゲームも、大型のテレビモニターでやれて満足でしたし。
ただ、子どもたちの成長や自立につれて、親である私たちの生活、時間の過ごし方も少しずつ変化してくるものです。
早い話、私の場合はありがたいことに最近、自分が好きに使える時間が増えました。
好きに使えるとなれば、手っ取り早くゲームを楽しむ時間が増えますよね。
そこで問題です。
当然ゲームをしている間はモニターとしてテレビを占領し続けることになります。
そのうえ熱中しだすと、どうやら私はぶつくさと独り言を言いながらプレイしているようです。
さらに時々けっこうな大声でわめいているとか・・・(そんなぁ、ウソでしょ⁉)
「いい加減にやめなさい。テレビ返して!」と、さすがに怒られたことはありませんが、
ある時…
「ちょっと、静かにやってくれる?」と。
これはいけない!
私が充実した時を過ごそうとすると、他に弊害が出てしまう。
なにより、苦情に気を使いながらプレイするって全然楽しくないじゃん。
なんとかやりくりして自分の時間が持てるようになった私が、つぎに工夫すべきは空間、つまり場の確保だと思いました。
自立し家を離れた子どもたちの部屋は、なんとなく手が付けづらくそのままになっています。
このもったいない空間を見逃す手はありません。
幸い、私が目を付けた部屋の元主である息子から快諾を得たことで、この作戦は一気に実現に向けて動き出しました。
やることリスト
- 廃棄する物と利用する物の選別
- 購入するものの選定と設置
- ベッド(部屋の半分を占領してしまうほど大きいうえに、長年の使用で木製フレームの一部に亀裂⁉)→マットレスともども市の不燃物中間処理センターに持ち込んで廃棄処分
- 学習机(袖引き出しがワゴンになっていて移動でき、机上棚を取り外して天板部を広く使えそう!)→ひきつづき利用
以下、新規購入
- ゲーミングモニター&モニターアーム
- ヘッドセット&スタンド
- ゲーミングチェア
とりあえずリビングのテレビに接続されていたPS4を持ち込み、これで心おきなくゲームに没頭できる空間ができあがりました。
自由に使える時間と空間・・・こうまで予想以上に恵まれた環境が整ってくると、ただ遊び惚けるだけではバチが当たりそうです。(昭和生まれは幸せすぎると、なぜかバチ≪罰≫を恐れます)
せっかくだから、有意義に活用しなくては!
なんだか遊びと学びの境界線があやふやなものに感じられ始めた今日この頃、”60の手習い”的な新しいことを始める良きタイミングかもしれません。
「衣食足りて礼節を知る」ではないけれど、意図せぬ新たなモチベーションがわいてきました。
家族はゲーム部屋とかオタクルームなんていうけれど、この私の趣味の部屋、さらにバージョンアップの予感です!
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